2週間、自宅待機していたクリストフ・ルメール(40)と古川吉洋(42)が8日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。ともにドバイ帰り。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からトレセンに入れなかった。黒いマスク姿で登場のルメールは「久しぶりに調教に乗れて、うれしいね。僕は元気いっぱいです」。古川は4頭にまたがり「乗りたくてウズウズしていた。馬に乗れるありがたみを感じた」としみじみと語った。森秀行師(61)も米国、ドバイを経て約1カ月ぶりの栗東。亡くなった志村けんさんと3月上旬に都内で会ったといい「ショック。(所有馬の)アイーンベルを管理していた頃を思い出した」と沈痛な表情だった。