木村師側に反論「大塚は真面目」、パワハラ訴訟弁論準備手続き

2021年05月29日 05:30

競馬

 デビュー3年目の大塚海渡(20)が、前所属厩舎の木村哲也調教師(48)からの度重なる暴言、暴行のパワーハラスメントで精神的苦痛を負ったとして、同師に850万円余りの損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きが28日、水戸地裁土浦支部で行われた。原告側の鈴木和憲弁護士によれば、被告側は大塚の無礼な態度を指導する目的の暴力だったと主張。
 これに対し、複数の調教師の「大塚騎手は真面目で礼儀正しい」などの証言をまとめた陳述書を提出して反論したという。同弁護士は「現在は争点整理の段階。判決に向けてスピードアップしていきたい」と説明した。次回は7月2日に行われる予定。

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