【ダービーよもやま話】データは語る!エフフォーリアVなら、相手は皐月賞○○○組だ!
2021年05月29日 11:09
競馬
ナリタブライアンの2着はエアダブリンだった。名門・伊藤雄厩舎のクラシック候補だったが、若葉Sで4着に終わって、皐月賞は見送り。それでも青葉賞を制して、ダービーに参戦。後方からジワジワと伸び、ナリタブライアンには5馬身離されたものの、しっかりと2着を確保した。
オルフェーヴルの2着はウインバリアシオンだった。こちらも弥生賞7着で皐月賞には出走できなかったが、青葉賞で重賞初制覇を果たし、優先出走権を獲得。本番でも2着に健闘した。後の活躍を考えると10番人気の低評価だったことが不思議だが、いずれにしても3着には7馬身差だから、負けて強しの走りだった。
この2回を振り返ると、見えてくることがある。それは皐月賞を3馬身差以上で勝った馬が2冠を達成した場合、ダービーでは2着に皐月賞不出走組が割って入ってくるということだ。ちなみにナリタブライアンが勝った時は、3着も皐月賞不出走のヤシマソブリンだった。皐月賞の1着と2着以下に決定的な力差があるのなら、その間に食い込んでくる馬がいるのは当然の話。今年は皐月賞出走組が9頭を数えるが、エフフォーリアを除いた8頭を消すことができれば、馬券はグンと楽になる。エフフォーリアを軸に据えるなら、相手は皐月賞不出走組と割り切って考えたい。