【川崎・関東オークス】グランブリッジ初重賞V!3馬身差完勝
2022年06月16日 05:00
競馬
一気に動いたのが3コーナー。逃げたラブパイローが引き離しにかかるが、追いすがるようにアクションを起こして追走。勢いそのままに直線残り100メートルで馬体を併せると左ステッキ2発で振り切った。ゴールしてみれば3馬身差の完勝だった。
「小回りのコーナーは走りづらそうだったが、直線を向けばかわせる手応えだった。まだ成長し切れていない分、伸びしろが大きい。いい経験をしたし、今後が楽しみになった」と福永は確かな手応えをつかんだ。新谷師は「賞金を加算したことで今後はJBCを含め地方交流のレースを狙っていきたい」と先を見据えていた。
◆グランブリッジ 父シニスターミニスター 母ディレットリーチェ (母の父ダイワメジャー) 牝3歳 栗東・新谷功一厩舎 馬主・サイプレスホールディングス合同会社 生産者・北海道新ひだか町の金舛幸夫氏 戦績6戦3勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金5165万2000円
▼2着ラブパイロー(山崎誠)いいペースで逃げられたが、直線並ばれてから脚が違った。
▼3着スピーディキック(御神本)伸びているし、よく走っている。悔いはない。
《総合V》地方競馬世代別牝馬重賞シリーズ「グランダム・ジャパン2022」の3歳シーズンは、最終戦・関東オークス3着のスピーディキックが総合優勝を決めた。