【ラジオNIKKEI賞】フェーングロッテン「イチかバチか」最内突いて重賞初V
2022年07月04日 05:14
競馬
実は松若、師匠である音無師が管理する兄ピクシーナイトに調教で騎乗した経験がある。「2歳の頃でしたけど、背中が柔らかくて走る馬の雰囲気があった。タイプは違うかもしれないけど、フェーングロッテンにも同じような雰囲気を感じた」という。思えば兄は昨夏のCBC賞2着から急成長を遂げ、秋には3歳にしてスプリント王者まで上り詰めた。弟も同じ進化の軌跡をたどる可能性は十分。今後の路線について、宮本師は「お兄さんが短いところのG1馬なので、適性を含めて馬主さんとじっくり相談して決めたい」と慎重に見極める姿勢。3歳みちのく王者の次なるターゲットは、兄が羽ばたいた舞台か、適性を示した中距離戦線か、それともクラシック菊花賞か。