【巴賞】ホウオウピースフル 鋭く伸びて久々3勝目

2022年07月04日 05:09

競馬

 函館11Rの巴賞は、4番人気ホウオウピースフル(牝5=大竹、父オルフェーヴル)が、19年11月の百日草特別以来の3勝目。中団から鋭く脚を伸ばすと、粘る1番人気ワールドリバイバルを鼻差競り落とした。この日、函館で1鞍入魂だった丸田は前日福島のTUF杯に続くメインレース連勝。レース後は「今日は落ち着きがあって道中も折り合いがついていた。いい競馬だったと思います。こういう軟らかい馬場で上がりのかかる芝は向いていると思う」と上機嫌だった。半兄が18年有馬記念を制したブラストワンピースという良血。約3年の間、歯がゆいレースが続いたが、ついに活路を開いた。大竹師は「いつも権利を取る作業があったので、とにかく賞金を加算できたことが大きい。これでクイーンS(31日、札幌)を使える」と喜んでいた。

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