【富士S】セリフォス 重賞3勝目 東京マイルで春G1の雪辱

2022年10月23日 05:19

競馬

【富士S】セリフォス 重賞3勝目 東京マイルで春G1の雪辱
富士Sを制した藤岡佑騎乗のセリフォス(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 22日の東京メイン「第25回富士S」(1着馬にマイルCS優先出走権)が行われ、1番人気セリフォスが重賞3勝目をマークした。
 道中は中団後方から。少し行きたがるそぶりもあったが、何とか我慢。直線は強引にソウルラッシュ、ダノンスコーピオンの外に出した。「ゴール前で甘くなるところがあるのでギリギリまで追い出しを待つ作戦でした」と藤岡佑。鞍上のゴーサインが出ると、フットワークに力感があふれ出す。メンバー最速となる上がり3F33秒2でソウルラッシュを首差差し切った。鞍上は「道中で緩むところがあって楽なレースではなかったですが、直線の手応え的には負けないだろうという感じでした」と納得の表情で振り返った。

 NHKマイルC、安田記念(共に4着)で泣いた東京マイルでリベンジを果たした。中内田師は「夏を越えて体がしっかりしてきたのは調教でも感じていました」と馬体の進化を実感。藤岡佑は「レースに向かうまでは春よりも落ち着いていた」と気性面での成長をアピールした。

 収穫満載の秋初戦を終えたばかりだが、師は「今日は(別定戦で)重量差があった。これが(他馬と)同重量で同じような脚が使えたら本物かなと思います」と冷静なジャッジも。次戦はマイルCS(11月20日、阪神)。舞台はダービー馬ドウデュースの2着に泣いた朝日杯FSと同じ阪神マイルだ。当時の悔しさを晴らし、真の強さを証明してみせる。

おすすめテーマ

2022年10月23日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム