【平塚・KEIRINグランプリ】新田 新山の番手から悲願へ!北日本4人の大きなアドバンテージ

2022年12月21日 05:00

競輪

【平塚・KEIRINグランプリ】新田 新山の番手から悲願へ!北日本4人の大きなアドバンテージ
リモート出演となったKEIRINグランプリ2022共同記者会見 Photo By スポニチ
 30日に平塚競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2022」の共同記者会見が20日、東京都内のホテルで行われた。昨年と同じく新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮して全員がリモートでの出演。注目の並びは北日本勢が新山響平―新田祐大―守沢太志―佐藤慎太郎、近畿勢は脇本雄太―古性優作。平原康多、郡司浩平、松浦悠士の3人は単騎戦となった。
 北日本4車は二手に分かれることなく一枚岩で結束した。直前の競輪祭で新田の引き出しからG1初優勝を飾った新山が恩返しの先行で風を切れば、2年ぶり8回目の出場となる新田に大チャンスだ。前半戦は不運なケガもあり「後半戦までグランプリというものを若干諦めていた部分があった」と言うが、寛仁親王牌を制して史上4人目のグランドスラムを達成。競輪祭後は「トレーニングメニューを組み直して、どのようにピークを持っていくかという形で充実した日々にできている」。紆余(うよ)曲折の一年を締めくくる舞台は整った。「北日本4車の一番前で目いっぱい自分のレースを」と話す新山の番手から悲願の日本一をにらむ。

 「北日本4人は大きなアドバンテージ」と話す守沢が3番手。昨年は直前落車の影響を引きずったまま走ったが「昨年の反省を生かして今年は(競輪祭から)走ってない。予定通りグランプリに向けて仕上げている段階」と順調そのもの。4番手は自らが持つ最年長優勝記録更新を目指す佐藤で「毎年言っていることだがラストチャンスのつもりで頑張りたい」。北日本ラインが強い結束力と一体感で年末決戦を支配する。

 《近畿は脇本―古性》近畿勢は共に今年G1を2勝した脇本―古性。昨年単騎戦で制した古性は「今年は頼もしい味方がいる」と脇本の番手から史上2人目のグランプリ連覇に挑む。勝てば年間最高獲得賞金の新記録で、夢の3億円超えとなる脇本は「状態としてはちょっとケガが心配な部分があるが戦える状態」と問題なしを強調した。“個の力”で頂点を目指す3人にも注目。郡司は「地元のグランプリでしっかり結果を残したい」、松浦は「単騎で自在に何でもやりたい」、平原は「体調を壊したがマイナスから体をつくり今は上向いてきた」と話した。

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