【有馬記念】ジャスティンパレス 放牧挟みパワーアップ!陣営「ひと回り大きくなった」

2022年12月21日 05:30

競馬

【有馬記念】ジャスティンパレス 放牧挟みパワーアップ!陣営「ひと回り大きくなった」
厩舎へ戻るジャスティンパレス(撮影・亀井直樹) Photo By スポニチ
 【G1ドキュメント・栗東=20日】有馬ウイークの熱気とは裏腹に、火曜朝の栗東トレセンは0度まで冷え込んだ。寒がりの新谷は靴下を2重にし、ジャンパーを3枚着込んで防寒対策。気を引き締め、取材へ向かった。寒さが和らいだ午前9時20分。ジャスティンパレスが運動を開始。朝日に照らされ、青鹿毛のボディーはピカピカに光っていた。20日は角馬場から坂路へ。闘志を内に秘め、軽やかな脚さばきで駆け上がった。杉山晴厩舎へ向かい池水助手に感触を聞くと「今朝もいい雰囲気で動けていました。毛ヅヤがいいですし、いい状態をキープしています。(火曜朝の)体重は472キロ。前走から(体が)ひと回り大きくなっています。春先と比べても良くなっています」と成長ぶりに目を細めた。
 菊花賞3着後の放牧でパワーアップ。先月30日に帰厩後は走りに力強さを増している。先週CWコース3頭併せの追い切りが圧巻だった。前を3馬身ほど追いかけ、直線は外から豪快なストライドで追い上げた。池水助手が「ひと回り大きくなった」という言葉通りのダイナミックさ。「稽古はバリバリ動く方ではなかったが、菊花賞の時と比べても力強くなっています」と上昇ぶりを告げる。デビュー2連勝→ホープフルS2着など早くから活躍してきた素質馬が、ここにきてさらに成長。春とは別馬かのような雄大な走りが備わった。充実期を迎えた今なら、初めての古馬相手でも大駆けがあって驚けない。

おすすめテーマ

2022年12月21日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム