【有馬記念】石坂正元調教師 ジェンティルドンナ“娘”の晴れ舞台注目「偉大なお母さんの娘だから期待」
2022年12月22日 05:20
競馬
ジェンティルドンナを管理した石坂正元調教師（71）も“娘”の晴れ舞台に注目している。7冠締めとなった14年有馬記念について「ジャパンカップで3連覇を飾っていたらそのまま引退だったろうね。負けないジェンティルをファンにお見せしたかったのがあの有馬記念」と当時の舞台裏を振り返り、娘ジェラルディーナと史上初の母子制覇が懸かる今年の一戦を現地観戦すると明かした。
名伯楽ならではの視点は興味深い。「ジェンティルは割とピッチ走法で瞬発力が秀でていた。（ジェラルディーナは）ちょっと違うのかな？前がふさがったり、詰まったりした時に対処できない不安はある」と走法の比較に始まり「歩んでいる過程が違う。ジェンティルは常に男馬一線級と戦ったが、（ジェラルディーナは）2走前に初めてG2を勝って、G1も牝馬同士。だから普通の見立てなら有馬記念は厳しい。でも、偉大なお母さんの娘だから期待感がある」とトーンを上げた。
「こっそり競馬場で観戦したエリザベス女王杯は感激でジーンとなった。息子の馬（公一師＝イズジョーノキセキ）と2頭の応援で中山に行くよ」と“親心”をのぞかせていた。
「こっそり競馬場で観戦したエリザベス女王杯は感激でジーンとなった。息子の馬（公一師＝イズジョーノキセキ）と2頭の応援で中山に行くよ」と“親心”をのぞかせていた。
