【高知・G1全日本選抜】井上 6R吉田拓が激戦を断つ、吉岡 12R脇本を倒すなら真杉

2023年02月24日 05:00

競輪

【高知・G1全日本選抜】井上 6R吉田拓が激戦を断つ、吉岡 12R脇本を倒すなら真杉
“鬼脚”井上茂徳 “F1”吉岡稔真 最強ライントーク Photo By スポニチ
 井上 初日の特選を振り返る。10Rは“逃げて良し、捲って良し”の真杉が新田に叩かれたが3番手に入って直線伸びた。着実に力をつけたし状態もいい。
 吉岡 別ラインは“真杉の逃げ”を想定して組み立てるが真杉の運びが一枚上だった。真杉はG1の戦い方に慣れてきたし自信もある。一方、松浦の動きは本調子でないように見えた。

 井上 11Rは深谷の動きに乗った郡司の詰めが甘かった。対して古性のさばきが光った。前の郡司が振った動きを見極めて内に切り込んで郡司を抜いた。

 吉岡 深谷は仕掛けやすい流れになったとはいえ末も良く押し切った。古性のゴール前の動きは“さすが古性”。あの俊敏な動きは古性しかできない。

 井上 12Rは脇本が快勝。腰痛後の復帰戦で状態が心配されたが上がりタイム13秒6の捲りで先に捲った新山響をとらえた。新山響はいつもより短い距離の仕掛けで有利に運んだ。

 吉岡 復帰戦の脇本は7番手で大丈夫かな?と見えたが5番手の新山響が仕掛けたスピードに乗り抜け出した。新山響は先行だけでなく位置取りをしっかりした上で捲る、という対脇本のレース運びも見せた。

 井上 2日目はスタールビー賞がメイン。前後が注目された南関コンビは郡司―深谷の並びになった。初戦の脇本の走りを見れば脇本が本命。ライン3車も有利だし<1>=<9>から入る。

 吉岡 深谷が前なら脇本と深谷の対決が焦点だったけど深谷は郡司の番手回り。初戦の走りを見れば脇本と古性の<1>=<9>が本線。そこに郡司目標の深谷を絡めて<1>=<7>、<9>=<7>を追加。

 井上 穴は吉沢。初戦の吉沢は(山田)庸平に飛び付かれたが外並走で競り勝った。不慣れな外並走から3着に入ったし状態はいい。真杉が自信を持って仕掛ければ吉沢の強襲がある。吉沢から手広く流す。

 吉岡 脇本を破るとすれば成長著しい真杉だと思う。落ち着いたレース運びができるし前々に踏むから初戦みたいに3番手に入り、踏み込むケースもある。

 井上 二次予選からは6R。初日のレース内容が良かった山田久、山田英、渡辺雄がいて激戦区。昨年の実績から前々に攻める吉田拓が仕掛けて神山との<1>=<4>本線。山田久の一発も十分。

 吉岡 11Rは新田―成田の福島コンビが中心。好調成田の差し<7><1>が本線。穴は宿口の捲り。宿口は昨年の経験が生きて今年は再度挑戦者として攻めのレースができる。<5><8>、<5><7>。

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