【多摩川・ルーキーS】上原 デビュー初優勝!劇的な捲り差し、高勝率機を引いて有言実行果たした

2023年02月24日 05:00

ボートレース

【多摩川・ルーキーS】上原 デビュー初優勝!劇的な捲り差し、高勝率機を引いて有言実行果たした
デビュー初優勝を決めた上原 Photo By スポニチ
 ボートレース多摩川の「ルーキーシリーズ第2戦」は23日、第12Rで優勝戦が行われ初準優、初優出の3号艇・上原崚(27=東京)が捲り差しを決め、劇的な初優勝を飾った。
 2コースの松山がコンマ01のスタートでイン戦の石丸に真っ向勝負。結果、絶好の捲り差し展開が上原に向いた。「このメンバーで捲り差しは無理と思っていたが、いいハンドルが入った」。しっかりと突き抜けると最後まで猛追する松本を必死に振り切り夢中でゴールを駆け抜けた。

 「同期の定松(勇樹)君や砂長(知輝)君の優勝を見ていて、予選突破を目標にしていては追いつけないと感じていた」。練習を重ねた地元でのルーキーシリーズ。前検日から“優勝”は意識していた。「家を出る時からそう思っていたが、高勝率の26号機を引いて絶対に優勝してやると決心した」。頼もしい武器を手にした瞬間、目標は明確なものに変わった。準優を前に「これで満足してはいけない」。有言実行を果たしたのだ。

 「まずは母に伝えたい」。シングルマザーに育てられた上原は、生まれ故郷の沖縄に住む母親に感謝。そして「スピードあふれるレーサーになりたい。今回はエンジンで勝てたと思っている。普通のエンジンで優勝できたら、もっと自信になると思う」。伸びしろしかない東京のホープが次のステップへ突き進む。

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