“一般戦の鬼”前本泰和 突然の引退…2度のSG制覇、ヘルニアが決定打に

2023年02月24日 05:00

ボートレース

“一般戦の鬼”前本泰和 突然の引退…2度のSG制覇、ヘルニアが決定打に
現役を引退することになった前本
 SG2Vの実績を誇り、広島支部を代表するボートレーサーの前本泰和(50)が、現役を引退することが分かった。日本モーターボート競走会には「一身上の都合」を理由に登録消除申請を提出しており、近く選手登録抹消の手続きが行われる。関係者の話によると、首などのヘルニアが引退の決定打になったという。
 92年5月、70期生として徳山でデビューした前本は97年3月に大村で初優勝を飾ると、卓越した調整力を駆使したエンジン出しと妥協なきコース取りで133回の優勝を数え「一般戦の鬼」の異名を取った。ビッグレースでは13年12月の住之江グランプリシリーズでSG初優出Vをなし遂げ、21年6月には児島グラチャンも制している。また16年2月の徳山で全国24場制覇を達成した。前本のラストランは、児島G1中国地区選手権最終日(10日)の10R(5着)だった。

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