<立川F1・2日目S級準決>石井洋輝(23=福島・115期)が鮮やかな捲りを決め決勝1番乗りを決めた。
別線の踏み合いを見極めて脚をためると、最終バック5番手からライバルを一気にのみ込んだ。石井は「展開が向きましたね。捲りに行こうと思っていたタイミングで行けた。優勝した四日市(2月)以来の決勝だしうれしい」とガッツポーズ。決勝は北日本1人となると、渡辺雄太を目標に指名。柿沢大貴も主張したが引かず。昨年の7月には静岡で深谷知広の番手でも競っていただけにスタイルを崩さなかった。「前(渡辺)は強い人だし、番手の競りも含めて勉強させてもらいます」と意気込んだ。