<立川F1・2日目S級準決>地元の鈴木竜士(29=東京・107期)が連勝で勝ち上がった。目標の河合佑弥が巻き返すと、ゴール前で見事なチョイ差し。地元ワンツーを決め完全Vに王手をかけた。鈴木は「河合君の調子が良さそうだったので信頼していた。自分は付いて行っただけだし、河合君を2着に残せるかどうかだった。ワンツーで良かった」と白い歯を見せた。
実力とスター性は輪界トップクラスだが、ここ数年は失格やケガで思うような成績を残せなかった。「自分の状態は戻っているし、あとは成績を残すだけ。今回と8月の京王閣G3の地元戦は優勝するつもり」と決意の表情。完全Vで完全復活ののろしを上げる。