センプル110期の冨好祐真(33)が尼崎ボート最終日の9日、引退レースを迎える。
12年5月のデビューから11年目、通算1465走でカポックを脱ぐことになった。デビュー当初から、漫才コンビ「ちゃらんぽらん」冨好真の息子として話題を呼んだ。「無事故完走を目指します。ボートレースに関しては結果を出せなかったけど、悔いはありません。関係者の皆さまには感謝しかありません。父に勧められてなったボートレーサーだけど、モチベーションが自分では低かったのが上に進めなかった原因です。葛藤が続いたけど、今はすっきりしています。次の人生には期待しかないですね」。門出のレースは1、8Rだ。