【きさらぎ賞】ビザンチンドリーム剛脚!ウワサの大物デビュー2連勝へラスト1F11秒6
2024年02月01日 05:28
競馬
初戦が圧巻だった。道中は後方3、4番手を追走。直線は外に回し、ここから一頭だけ違う世界。ラスト3F33秒9は上がり2位に0秒9差をつけるスゴ脚をみせつけた。超スローとはいえラスト2Fのレースラップ11秒5→11秒3も優秀。トレーナーは「前半は進みが悪いところがありましたけど、直線はいい脚を使ってくれました。しまいのいい馬なので、そこを生かせる競馬ができれば。重賞でも素質は十分通用します」と見通しを語った。阪神内回りから京都外回りへ。直線が長くなるコース替わりは歓迎だろう。
メンタル面ではまだまだ良化の余地があるという。それでも担当の久保助手は「前走は思った以上の競馬でした。一度競馬を使って少しは精神的に成長したと思います」と前向きに語った。新コンビを組むピーヒュレクは21年にトルカータータッソで凱旋門賞制覇。その名は一躍とどろいた。短期免許を取得して年明けから騎乗、ここまでは2勝止まり。猛アピールはここから。自慢の切れ味を発揮して、クラシックロードに乗せる。
《今年早くも重賞2勝》ビザンチンドリームの父エピファネイア産駒は3歳世代が好調だ。フェアリーSをイフェイオン、京成杯はダノンデサイルと早くも今年重賞2勝。全体の成績を見ても芝では【5・5・1・22】で連対率30%をマークしている。3代母は重賞4勝のフサイチエアデール。3歳春までに99年シンザン記念勝ちを含む重賞2勝と母系も魅力に映る。