【芦屋ボート・G1九州地区選手権】峰竜太 佐賀のエースはニッポンのエース「自信はあります」

2024年02月01日 10:00

ボートレース

【芦屋ボート・G1九州地区選手権】峰竜太 佐賀のエースはニッポンのエース「自信はあります」
芦屋とは抜群の相性を誇るの峰竜太 Photo By スポニチ
 大挙参戦の地元勢をよそに初日ドリーム1号艇を任された。佐賀の、そしてニッポンのエースである峰竜太(38)。鬼の相性を誇る芦屋でまた輝く時が来た。
 「芦屋の九州地区選がG1初優勝だったんですね。2009年ですから、もう15年も経ったんですか」

 峰の最強伝説は芦屋から始まった。23歳の若者がイン逃げG1初V。峰を愛してやまない女神が芦屋にいる。当時からそう感じていたのではないか。その15年前の地区選が自身通算11回目の優勝で、早くも3回目の芦屋Vだったのだから。

 「あまりレース場に得意や不得意はないんだけど、芦屋だけは得意と言えるかな。走った周年記念を4連続Vというのもありましたよね。勝ち続けている間は責任感を持って走れていたし、それが結果につながりました。これはヤバいという時でも優勝できたんで」

 芦屋に対する思いを語るとき、普段以上の冗舌になる。自身101Vのうち芦屋は10V。中身も濃い。地区選に加えて64、65、66、68周年とG15勝を稼いでいる。もはや好相性という言葉で片付けられるレベルではない。昨年の周年は不発だったとはいえ予選は4位通過。エンジンとの兼ね合いがあるボートレースにおいて、このドル箱ぶりは奇跡と言いたくなる。

 「連勝は途切れたけど、自信はあります。今回もドリームに選んでもらっているし、しっかり責任を果たしたいですね。芦屋G1を走るからには優出じゃなくて優勝を目指す、そういう気持ちで頑張りますよ」

 峰のことだから、すでにウイニングランのシーンを思い浮かべているかもしれない。芦屋を走る時、ボートレースに対する自信は確信に昇華。だからこそ地元勢を差し置いてでも、V候補筆頭に挙げたくなる。

 「今年の目標としては、もう一度グランプリを獲れるように、それとオールスターのファン投票1位に返り咲けるようにですね。その思いで頑張っています」

 SGオールスターのファン投票締め切りが2月18日に迫ってきた。直前のG1浜名湖周年を圧倒的なパフォーマンスで制した峰。1走目にフライングを切った今年も強さに陰りはみじんもない。9日の夕方に3年ぶり3回目の九州チャンプとなりG1タイトルを積み重ねれば、ファン投票1位はもらったも同然だ。今年は辰(たつ)年、竜太の年。芦屋のファンは、はち切れんばかりの笑顔を待っている。

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