【蒲郡ボート G1東海地区選手権】池田浩二 堂々押し切って3度目の東海チャンプ

2024年02月10日 21:59

ボートレース

【蒲郡ボート G1東海地区選手権】池田浩二 堂々押し切って3度目の東海チャンプ
優勝カップを手にした池田浩二はファンの前でガッツポーズ Photo By スポニチ
 ボートレース蒲郡の「G1第69回東海地区選手権競走」優勝戦が10日の12Rで行われた。
 1号艇の池田浩二(45=愛知)がインから力強く伸び返して押し切り1着。2009年2月の津、20年2月の蒲郡に続く3度目の東海王者に輝いた(G1は21年9月の鳴門68周年以来14度目の優勝)。菊地孝平が2着となり、3着は道中で赤岩善生を抜き返した黒野元基。3連単<1><4><5>は1620円(5番人気)だった。

 地元の大スターが最後も力強く締めくくった。レースは前付けに出た赤岩に合わせて黒野、菊地がコースを主張して12456/3に。コンマ08のトップスタートを繰り出した菊地が捲り差しを狙うも届かず、インから伸び返した池田浩がVゴールを駆け抜けた。

 今節は初日から大幅に部品交換を行ってエンジンにメスを入れていた。

 「数字(2連対率)だけ見て、一回違う部品を入れてみようと思った。これだけ使っているエンジンで30%ぐらいしかなかったので、それ以上求めるなら部品交換しかないと。その後のペラ調整が当たって、いい仕上がりになった」

 早めの整備がズバリ当たり、相乗効果でペラ調整も奏功。ターン回りを中心に軽快な仕上がりになっていたことがVへとつながった。
 今回の優勝はこの後のクラシック(3月15~20日、戸田)につながる一戦となった。「何よりクラシックの選考順位が上がったので、胸を張って行ける」。東海地区を平定したエースは、堂々と24年SG第1弾へと向かう。

 なお6日間の売り上げ額は目標の80億円を大幅に上回り、91億2656万8200円となった。

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