【第134期選手養成訓練修了記念】我こそが小林甘寧!名前負けなく頂点つかむ
2024年03月23日 04:55
ボートレース
「2周1マークからは冷静に回り始められていたので、そこで行けるかなと思った。うれしい気持ちでいっぱいです。焦らずにレースができたと思います」
養成所時代は「長いようで短くて、凄く内容の濃い1年でした。みんなと山崎教官と水面の周りをランニングした時に虹がかかっていて、それを見ながら走ったのが一番思い出に残っています」と振り返った。
134期チャンプとして5月17日の宮島でプロデビューを果たす。「レーサーとしていち早く、1レースでも早く水神祭を挙げて、上の舞台に上がれるように頑張ります。不安は少しあるけど、凄く楽しみな気持ちの方が強いです」と力強く抱負を語った。
◇小林 甘寧(こばやし・かんねい)2003年(平15)11月26日生まれ、広島県出身の20歳。小、中学校はサッカー、高校ではフィールドホッケーに打ち込んだ。座右の銘は「努力じゃ夢中には勝てない」。1メートル69。血液型A。
《萩原丈太朗2着》SG、記念でも活躍している萩原秀人を父にもつ萩原丈太朗は1号艇で出走したものの、無念の2着フィニッシュだった。「気持ちが入り過ぎて、力んでしまった。めっちゃ緊張していました」と悔しがった。この借りは5月10日にプロデビューを果たす三国で返してもらおう。「父を目指して、父を超えたいです。そしてSGで活躍するレーサーになりたい」と活躍を誓った。
《斉藤廉準備万端、父・仁ニッコリ》斉藤仁を父にもつ斉藤廉は6号艇から4着。「1年間の集大成は出せたと思います」と笑顔で振り返った。今後は5月7日の若松でプロデビューを果たす。「準備万端です。しっかりチャレンジしていきたい」と抱負を語った。式典に出席した父・仁は「レーサーとして成長してもらいたいが、レーサーの前に人があるので、人として成長してくれればうれしいですね」と目を細めていた。