【津ボート G2ボートレース甲子園】大分県代表・佐藤謙史朗 明るいキャラで「県を背負っている気持ち」

2024年07月10日 04:30

ボートレース

【津ボート G2ボートレース甲子園】大分県代表・佐藤謙史朗 明るいキャラで「県を背負っている気持ち」
大分県を背負って津へと乗り込んだ佐藤謙史朗は表情もおちゃめ(撮影・中辻 颯太)  Photo By スポニチ
 今年で6回目を迎えた全国ボートレース甲子園(G2)はボートレース津が舞台。ボートレース場がない都道府県の選手にもスポットを当てよう。トップバッターには佐藤謙史朗を指名する。G2以上の特別競走は初出場。1000円理髪店で「甲子園カット」(丸刈り)にして、誰よりも気合を入れてきた大分県代表がシリーズを盛り上げる。
 JR紀勢本線・高茶屋駅から歩いてボートレース津に入る様子を自身のYouTubeチャンネル「ボートレーサーサトケンch」でライブ配信しながらやってきた。大分県には益田啓司、渡辺浩司というA1級がいる中で選出されたのは、こういう“濃い”キャラクターが理由だろう。

 「出場が決まってうれしかった。大分合同新聞にも取り上げてもらい、県を背負っている気持ちで来た。ただ参加するだけではなく、G2初1着を獲って水神祭を挙げたいし、予選を突破したい」と闘志を燃やす。

 相棒の48号機は低調機だけに「いつものペラの形にしてみて上がりが悪い」と感触はひと息。もちろん後ろを向くことはない。「最近は伸び型にして、自分に合っていると思う。それを試せる舞台だと思っているので強気に攻めたい。水面が荒れている時は期待してください」

 最高のモチベーションで挑む大分の元気印が波乱を巻き起こす。

 ◇佐藤 謙史朗(さとう・けんしろう)1989年(平元)2月7日生まれ、大分県別府市出身の35歳。福岡支部の111期生として12年11月に若松でデビュー。13年9月の唐津で初1着。大分のいいところは温泉で「癒やしを求めるなら別府がおすすめ。泉質が違う」。1メートル58、血液型B。

 ▽ボートレース甲子園 B1級以上の選手を出身都道府県別に分け、前年の5月1日から4月30日までの勝率上位5人から競走会が選出する1人の47人と施行者推薦の5人で争われる。優勝者には深紅の大優勝旗と、翌年のSGクラシック出場権が与えられる。

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