【ボート記者コラム 侍魂8人衆全員集合!!（竹村誠二）】平田忠則 低迷期を乗り越えて
2024年08月25日 04:30
ボートレース
平田忠則（47＝福岡）は4度のG1Vに、SGでも5度の優出歴。2006年前期から38期連続でA1級キープと安定した航跡を残しているが、近年は目立った活躍はなく、記念戦線からも遠ざかる日々。「19年のグラチャン（多摩川）を走ってから急に低迷した。〝辞めようかな〟って思ったくらい」とかつての心情を吐露した。
そんな中、持つべきものは切磋琢磨（せっさたくま）してきた仲間の存在だ。「同期の白井（英治）に22年三国マスターズチャンピオンの後に〝気持ちが折れたらダメよ〟って言われた。何とか気持ちを持たせながらA1級キープしていたら、今度は中辻（崇人）さんからもアドバイスをもらえた。失敗することもあるけど、いろいろ勉強になった。最近は“忙しいんだけど楽しい”みたいな気持ち。レース場へ行くのも楽しくなって、ワクワク感がある」と、うまく気持ちの切り替えに成功。今期勝率は7.34（24日現在）と7.47をマークした19年前期以来、12期ぶりの7点勝率をマークしそうな勢いだ。
さらに「戸田で優勝したい。24場制覇を目標に走っている。だいぶ足踏み（17年11月6日にとこなめで優勝してリーチ）もしているんですけどね」と笑顔で次なる目標を掲げる。
低迷期を乗り越えた平田の活躍に期待したい。
さらに「戸田で優勝したい。24場制覇を目標に走っている。だいぶ足踏み（17年11月6日にとこなめで優勝してリーチ）もしているんですけどね」と笑顔で次なる目標を掲げる。
低迷期を乗り越えた平田の活躍に期待したい。
