悲願のG1制覇まで惜しくも首差届かなかった。毎日王冠10着からの巻き返しを期したローシャムパークは道中、じっくりと後方待機。2周目3角から徐々にポジションを上げ、前を射程に入れたまま直線へ。外からしぶとく脚を伸ばしたが2着。ルメールは「冷静に走ってくれた。間に合いませんでしたが、良い脚を使ってくれたので2着でも凄くうれしい。2400メートルは少し長い距離。少しフラフラになりましたが頑張っています」と納得の様子だった。
一方、田中博師は「惜しかったです。1周目は出たなりで2周目からペースを上げていければと考えていました。流れは遅かったですが、最後はよく伸びてくれました」と愛馬をねぎらった。意欲の海外遠征でしっかりと地力を証明。鞍上は「凄く良いメンバーで強かったし、日本に帰ったらG1で良い結果を出せると思う」と今後を展望した。