64年の「主将」小野喬さん、試合より選手宣誓に緊張
2013年09月09日 06:00
五輪
「日本でやることのプレッシャーは大きかった。でも、それに負けないようにやりました」と話している。ただ、小野さんは暗記が苦手で、開会式の選手宣誓で試合よりも大きな重圧がかかった。大会組織委員会の式典担当に「宣誓する時に、台に宣誓文のコピーを置いてほしい」と要求したが、答えはNO。本番では暗記してよどみなく言い終えたが、「よく見たらカンニングペーパーが置いてあったんですよ。見ることなく最後まで言いましたけど」と笑って振り返った。