五輪おじさん 2020年に向け「よぉし!長生きしなくちゃ」

2013年09月09日 06:00

五輪

 64年の東京から12年ロンドンまで13大会連続で夏季五輪を現地観戦してきた「オリンピックおじさん」こと山田直稔さん(87)は、都内で開かれた「開催都市決定を迎える会」で、決定の瞬間を見届けた。
 当時38歳だった前回の東京五輪から世界中で日の丸を振って応援しており「俺は50年(応援隊を)やってるからね。皆さんとは歴史が違うのよ」と強調して歓喜。五輪が東京に戻ってくることに「こんなに感動したことはいままでない。大和民族として誇りに思う。決定した瞬間にみんなが“ワァ~”っと沸いて、思わず涙が出ちゃったよ」と万感の思いを口にした。

 08年の北京五輪後には高齢を理由に一度は引退を宣言したが、4年後のロンドンでも元気な姿を見せた。94歳で迎える2020年。「よぉし!長生きしなくちゃ」と、生き生きした表情で誓った。

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