ハリルジャパン初タイトルならず 清武先制弾の1分後に追いつかれ、逆転負け

2016年06月07日 21:25

サッカー

ハリルジャパン初タイトルならず 清武先制弾の1分後に追いつかれ、逆転負け
<日本・ボスニア・ヘルツェゴビナ>後半、決定機にシュートを空振りする小林悠
キリン杯決勝 日本1―2ボスニア・ヘルツェゴビナ
(6月7日 吹田S)
 ハリルホジッチ監督率いるサッカー日本代表は7日、大阪・吹田スタジアムで行われたキリン杯決勝で指揮官の母国ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦。先制した1分後に追いつかれ、後半に逆転を許して1―2で敗れ、昨年3月のハリルジャパン発足後初となるタイトルを逃して準優勝に終わった。

 左膝裏痛の本田と3日のブルガリア戦で右脇腹打撲を負った香川の2人を欠く日本だったが、前半28分には幸先よく先制点を奪った。宇佐美が左サイドから得意のドリブルでペナルティーエリア内に進入。中央へマイナスのパスを送り、これを清武がダイレクトで左足を合わせて先制ゴールを決めた。

 だが、歓喜は一瞬だった。わずか1分後の29分にホジッチのヘディングでのシュートをGK西川がはじき、そのこぼれ球をジュリッチに右足で押し込まれ、あっという間に同点。1―1で前半を折り返した。

 ハリルホジッチ監督は後半開始からボランチの柏木に代えて遠藤を投入するなど、打開策に打って出る。だが、後半21分に途中出場したばかりのステバノビッチがスルーパス。走り込んだジュリッチに吉田の股下を抜く右足シュートを決められ、これが決勝点となった。

 日本は後半25分に長友に代えて槙野、29分には宇佐美に代えて代表デビュー戦となる小林祐を送り、小林祐が33分に左足でミドルシュートを放つ場面もあったが、決まらず。34分には岡崎に代えて金崎、43分には長谷部に代えて小林悠もピッチに送り出したが、4分が掲示されたロスタイムでも追いつくことはできなかった。

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