浦和が29日、14日間の第1次沖縄キャンプを打ち上げた。最終日は鳥栖と練習試合(25分×4本)を行い、4本目の11分にFW興梠がゴールを挙げ、1―0で勝利した。チームは2月1日から再び沖縄で第2次キャンプを張り、同月12日には浦和駒場スタジアムでFCソウル(韓国)とのさいたまシティ杯に臨む。
日曜日に行われたJ1同士の対決とあって、東風平運動公園サッカー場には多くのファンが詰めかけた。J屈指の人気を誇る日本代表DF槙野には子どものファンが殺到し、パニック状態に陥る一幕も。「ごめん!時間がないからじゃんけんをしよう」と呼びかけた槙野は、機転を利かせて即席のじゃんけん大会を開催。自身とのじゃんけんに勝ち残ったファンにトレーニングシューズをプレゼントする“神対応”ぶりを見せた。履いた靴を渡したため素足でファンサービスした槙野は「凄いよね」と、うれしい悲鳴を上げていた。