【U-20W杯韓国大会1次リーグD組 日本2―1南アフリカ ( 2017年5月21日 水原 )】
レフティー同士で感じ合い、MF堂安が決勝点を奪った。後半27分、MF遠藤のパスを中央のエリアで受けると、巧みに空いたスペースへとパス。「感覚で“タケ(久保)なら走っているかな”と思って出した。(前から)タケとはああいうプレーがありましたし。賢い選手だし(アシストは)ナイスボールでした」。折り返しを冷静にゴール右に流し込み、歓喜を爆発させた。
最後は足を痙攣させながら、守備にも走り勝利に貢献。「苦しかったですけど、勝ち切れたのは大きい」と胸をなで下ろした。スタンドには海外クラブのスカウトが集結していただけに、自らの存在をアピールすることもできた90分間。南米王者ウルグアイとの一戦に向け「初戦に勝てて緊張感もほぐれている。食ってやろうと思います」と威勢良く語った。