【ブンデスリーガ・最終節 ハンブルガーSV2―1ボルフスブルク ( 2017年5月20日 )】
1部残留が決まり、右サイドでフル出場したハンブルガーSVの日本代表DF酒井高は「ホッとした。肩の荷が全部下りた」と感涙した。2部3位との入れ替え戦を回避するためには20日のボルフスブルク戦での勝利が条件。先制を許したが、前半に追いつくと、後半43分に自身が起点となり劇的な勝ち越し弾が生まれた。
不振にあえいだチームで、シーズン途中から主将に就任。古豪を引っ張る重圧にも悩まされたが、重責を果たし「自分の周りでいろんな人が支えてくれるというありがたみを感じた」と振り返った。(ハンブルク・山口裕平通信員)