柴崎争奪戦 ベティス&アラベス、スペイン1部2チーム浮上
2017年06月27日 05:30
サッカー
柴崎は1月にJ1鹿島から移籍。当初スペイン1部ラスパルマス入りを目指して渡欧したが交渉は破談となり、同じカナリア諸島にある2部テネリフェに6月30日までの契約で加入。「自分の力を証明したい」と2部で実力を示す道を選んだ。デビューは3月までずれ込んだが、終盤から昇格プレーオフにかけて11試合連続先発と主力に定着。昇格プレーオフ4試合で1得点2アシストと活躍し、8季ぶりの昇格まであと一歩に導いた。
テネリフェとの契約には来季1部に昇格する場合は自動的に契約延長となる条項が含まれていた。エル・ゴルによるとベティスは柴崎をずっと調査しており、テネリフェの昇格が消滅して6月末での契約満了が確定するのを待っていたという。柴崎は7月から契約上フリーとなり、どのクラブとも交渉、契約することが可能。移籍金がかからないのも魅力で、EU圏外選手枠が空いている1部クラブがさらに名乗りを上げることもありそうだ。