Jリーグ・中西常務理事がセクハラ&パワハラ辞任 複数女性職員を執拗に誘う

2017年06月27日 18:27

サッカー

Jリーグ・中西常務理事がセクハラ&パワハラ辞任 複数女性職員を執拗に誘う
辞任した中西大介常務理事 Photo By スポニチ
 Jリーグは27日、中西大介常務理事(51)の退任を発表した。Jリーグ内において不適切な言動(パワーハラスメントおよびセクシャルハラスメント)が認められたことから、この日の理事会で辞任の申し出があり、受理した。
 約2週間前に社内のコンプライアンスホットラインに被害を受けた女性職員からの通報があり、発覚。弁護士による調査の結果、15〜16年に不適切な行為があったことが認められた。

 Jリーグ関係者によると、複数の女性職員に対して、映画、美術館、コンサート、食事に執拗に誘い、一般女性の基準において不快感を与える言動を繰り返したという。村井満チェアマン(57)は「私の管理責任を問われる事案」と理事会に役員報酬の一部返上を申し入れ、3カ月10%の返上が決定。「あってはならないこと。ファン、サポーターら関係する全ての皆様に、大変不快な思いをさせたことを本当に申し訳なく思っています」と頭を下げた。

 中西常務理事はJリーグでナンバー3の立場。Bリーグ理事、Jリーグ関連会社の取締役なども務めていたが、全ての役職を退任する。

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