倉田 アピール1号Vヘッド「今のところ人生で一番うれしい」
2017年10月07日 05:30
サッカー
背水の思いだった。3月のW杯アジア最終予選で1年8カ月ぶりの代表復帰。6月も招集されたが、W杯出場を決めた8月のオーストラリア戦は招集されなかった。「ガンバでのプレーが良くなかったし仕方ない部分はあるけど、やっぱり悔しい気持ちはある」。同じポジションの大島(川崎F)や柴崎(ヘタフェ)の負傷もあり巡ってきたチャンス。生き残りを懸けた10日間への思いは強かった。
雑草魂ではい上がってきた。1度目の転機は10年、J2千葉への期限付き移籍。07年にG大阪ユースからトップチームに昇格したが出番に恵まれず「このままじゃ埋もれる」と自ら志願した。当時千葉を指揮していた江尻篤彦監督から「おまえは攻撃的MFだよ」とボランチからコンバートされ、自らの生きる場所を見つけた。2度目は翌年、再び期限付き移籍となったC大阪での日々。キャリアハイのシーズン10得点は、フィジカル強化の重要性を痛感したたまものだった。
「ここから、もっとうれしいゴールを決めたい」。今ではG大阪で背番号10をつける28歳に、W杯ロシア大会出場が確約されたわけではない。ただ、不屈の男が一歩、ロシアに近づいたのは間違いない。
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