FW岡崎慎司 頭一つ抜けた泥くさい“本能の点取り屋”

2018年06月10日 11:30

サッカー

FW岡崎慎司 頭一つ抜けた泥くさい“本能の点取り屋”
14年コロンビア戦、ヘディングシュートを放つ日本代表FW岡崎(左) Photo By スポニチ
 【侍 俺の武器 】 本能で点を取る。14年8月以降、FW岡崎慎司(32)が国際Aマッチの舞台で放ったヘディングシュート数は29本。FW本田、DF吉田の25本を抑えてトップの数字だ。そのうち枠内シュートは11本で、頭で5得点を記録している。
 座右の銘は「一生、ダイビングヘッド」。14年ブラジル大会のコロンビア戦では、0―1の前半アディショナルタイムにダイビングヘッドで同点弾。ストライカーながら、前線からの激しいプレスなど労をいとわずチームの歯車となれるのも魅力。西野監督も「代えが利かないと評価している」と厚い信頼を寄せる。

 4月に左足首を痛めた影響で、5月30日の親善試合ガーナ戦は途中出場。シュートもゼロに終わったが、右のシャドー、布陣変更後は2トップの一角と2つの役割をこなし「もっと上がっていく感覚はある」と復調の手応えはつかみつつある。日本が誇る点取り屋が本来の姿を取り戻した時、勝機も訪れる。

 ◆岡崎 慎司(おかざき・しんじ)1986年(昭61)4月16日生まれ、兵庫県尼崎市出身の32歳。滝川二高から05年に清水入り。シュツットガルト、マインツを経て15年6月にレスターに加入。国際Aマッチ通算112試合50得点。1メートル74、70キロ。利き足は右。

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