森保監督流、守備練ゼロで初陣 超異例仕上げでコスタリカ戦へ
2018年09月11日 05:30
サッカー
![森保監督流、守備練ゼロで初陣 超異例仕上げでコスタリカ戦へ](/soccer/news/2018/09/11/jpeg/20180911s00002014002000p_view.jpg)
前日会見の約1時間半後。冒頭を除き非公開の公式練習を終えた槙野から仰天発言が飛び出した。「練習は攻撃に時間を置いています。今回の合宿で守備練習はゼロに近い。まったくやっていない」。3日から始まった合宿の練習は攻撃のビルドアップの精度を高めるメニューが中心。フィールド選手10人がボールを引き出すために自由に動き、少ないタッチ数で縦にボールを入れる意識を徹底させた。
他の選手によると、この日は相手の分析映像を確認した上でセットプレーの守備確認は行ったもよう。槙野の発言にはリップサービスが含まれている可能性があるが、攻撃練習に大半の時間を割いた事実に変わりはない。
チームを立ち上げる際は約束事が明確で結果に直結しやすい守備の構築から始める指導者が多いだけに、異例のアプローチ。森保監督は「(選手には)個々が持っているスペシャルなものを思い切り発揮してほしい」と力を込めた。広島監督としてJ1を3度制したビルドアップは自身の強み。選手とともに、22年W杯カタール大会に向けた覚悟を示す。
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