日本協会は25日、来月13日から12月1日までウルグアイで開催されるU―17女子W杯に臨む日本代表を発表した。都内で行われた21名のメンバー発表会見に臨んだ楠瀬直木監督(54)は「約380人をリストアップした中で、選考、選考を重ねて選びました。同レベルの選手もたくさんいる中で、コンディション、人間力が高く、将来性の高い選手を選びました。選ばれなかった選手のためにも良い戦いをしたい」と抱負を語った。
1次リーグはブラジル、南アフリカ、メキシコと同じB組。13日にブラジル、16日に南アフリカ、20日にメキシコと対戦する予定だ。指揮官は「1次リーグ突破はもちろん、6試合を戦わせてあげたい」と、ノルマに4強入りを掲げ、攻守のキーマンにキャプテンを務める予定のMF松田(日テレ・メニーナ)の名前を挙げ「センターバックから中盤も出来る。ベレーザにもちょっと入っていて、中心になっていくのは彼女かなと思います」と話した。
U―17日本代表は14年コスタリカ大会でW杯を制覇。今回は2大会ぶり2度目の優勝に期待がかかっている。楠瀬監督は「とにかく一戦、一戦、集中してやっていきたい」と力を込めた。