森保監督 新オプション3バック手応え「いい形を出せた」

2019年06月10日 05:30

サッカー

森保監督 新オプション3バック手応え「いい形を出せた」
<日本・エルサルバドル>会見をする森保監督(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本2-0エルサルバドル ( 2019年6月9日    ひとめS )】 森保監督が「W杯予選」仕様のシミュレーションを完了した。南米選手権と違って、フルメンバーを招集できたこの2試合は、いずれも新オプションの3―4―2―1布陣でスタート。先制弾は冨安のパスが起点、2点目は畠中のパスから原口を経由して決まった。「1試合目よりもチームとしていい形を出せた。いずれの得点もDFからのパスが起点。チームとして続けていきたい」と話した。
 トリニダード・トバゴ戦では両ウイングバック(WB)に守備的な長友、酒井。この日は攻撃的な原口と伊東が入った。「WBの特長を生かし、戦い方のギアを上げられる。それができた」。守備ではいずれも無失点。さらに同じ3バックでも、WBの個性によって異なる顔を見せた。

 後半14分にはあえて4バックへ移行、試合中の変更で対応力を試した。もし逆転負けを喫した昨年のW杯ベルギー戦もオプションがあれば展開は違ったかもしれない。厳しい公式戦を想定しての采配。「オプションになる戦いができた」と指揮官。確かな手応えとともに11日には南米選手権へたつ。

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