田嶋会長 芝生の苗を植える 16週でサッカーができるグラウンドに 

2019年06月29日 18:06

サッカー

田嶋会長 芝生の苗を植える 16週でサッカーができるグラウンドに 
(前列左から)田嶋会長、熊谷千葉市長、高円宮妃殿下、森田千葉県知事(後列左から)宮間、澤、吉田、酒井 Photo By スポニチ
 千葉県千葉市美浜区の県立幕張海浜公園内に建設中のJFA夢フィールドで29日、ポット苗植え付けイベントが行われた。日本サッカー協会(JFA)名誉総裁の高円宮憲仁親王妃久子殿下、田嶋幸三会長(61)、森田健作千葉県知事(69)、熊谷俊人千葉市長(41)、日本代表DF吉田麻也(30=サウサンプトン)、同DF酒井宏樹(29=マルセイユ)、元女子日本代表MF澤穂希さん(40)、同MF宮間あやさん(34)らが参加。一般参加者を含めた約300人とともに1万1200平米に5万株の芝生の苗を植えた。
 小雨の降る中、地面を掘り、苗を置き、土を被せる。自らも率先してポット苗を植え付た田嶋会長は「天気が心配だったが、熱中症の心配もないし、逆にちょうど良い。土を触り、無になって植えている作業は精神的にもいいものだと改めて思った」と汗を拭った。16週でサッカーができるグラウンドになるといい「定点カメラを置き、みなさんには逐一、どれくらい生育しているのかを伝えたい」と笑顔を見せた。

 都内から近い場所に施設を作る利点も説明。「ZOZOマリンスタジアムと隣り合わせで、ベースボールとフットボール、いわゆるボールパーク構想を千葉県、千葉市で考えているということで、一緒になって発展に貢献できればと思う。今まで日本代表選手が帰国した際にしっかりとした施設を持っていなかった。ここは成田空港からも羽田空港からも近いし、東京駅から30分で来られる。主要サッカー王国と呼ばれているところはすでに持っていて、サッカー協会のインテリジェンス、選手のコンディション、選手のトレーニング環境、様々な部分の発信基地になればと思う」と話した。

 同施設は12月に完成し、20年3月にオープンが予定されており、「今回のイベントもそうだが、代表が合宿する時には地域の方と一緒に集えるイベントを企画できればやっていきたい」とさらなる地域密着の構想も明かした。

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