南米選手権では日本参加に苦言も…パラグアイ指揮官、森保Jの実力認める「対等に戦えると証明」
2019年09月04日 16:25
サッカー
ベリッソ監督は6月に日本代表が南米選手権に参加した際に、カタールとともにアジア2カ国が招待国として参加することに苦言を呈していた。報道陣から質問が飛ぶと「サッカーのレベルが関係しているのではない。南米選手権では南米の国々がプレーすべきであり、その視点で発言をした」と釈明。さらに「繰り返し言うことになるが、日本とカタールは南米選手権で対等に戦えることを証明した。たとえばアジア杯ではアジアの国以外が戦わないわけで、私の発言は運営面の発言だった」と続けた。
指揮官にはチリ代表のチームスタッフ、そしてスペイン1部セビージャを率いて来日した経験もある。
「スペインリーグでプレーしている日本人の選手にはとてもいい印象を持っている。久保(建英)選手がレアル・マドリードと契約したことで、日本のファンや報道のみなさんがリーガに注目するきっかけになるのではないか。それはすなわち、これまでリーガでプレーしてきた選手がそこで戦うだけの実力を持っていると証明したことで道が開けたということ。乾(貴士)選手、柴崎(岳)選手、両方ともリーガという競争力の高いリーグでプレーする力を持っている選手だと思っている」。
スペインでプレーする日本人への印象を語った上で「日本に来るたびに素晴らしいおもてなしをしていただいて、本当に感謝している。日本に対しては大きな愛情を持っており、南米選手権の日本の出場に関する発言についても日本だからではなかったということをご理解いただきたい」と改めて強調した。