G大阪、J初導入VAR2点目消えた 高江の幻弾「持ってなかった」
2019年09月05日 05:00
サッカー
「持ってなかったですね」と試合後に苦笑いを見せた高江。「(最初は)2度見して“入ったんだ”と思ったけど、VARになって“入ってないな”と思った」と振り返った。この日、スタジアムに設置されたカメラは8台で欧州リーグなどより少ない。しかもゴールラインを割ったかの判断に適したゴールを真横から映すカメラはなかった。複数の映像をもとに判定は覆った。
倉田の決勝点、そして試合開始からでは約3カ月半ぶりに採用した4バック布陣も奏功し、1―0で先勝したG大阪。ただ、2点目が認められていれば、より優位な立場で第2戦を迎えていたことも事実だ。消えたゴールが今後、大きな意味を持つかもしれない。
▼Jリーグの村井チェアマン (VARの来季導入の可能性について)ルヴァン杯での検証結果も見ていかないといけない。今の時点では申し上げられないが、世界のすう勢を見てもVARが重要になりつつある。スピード感を持って準備していかないといけない。
▼原博実Jリーグ副理事長 (G大阪―FC東京戦を生観戦し)予算がかかるとは思うが、正式にやっていくとなれば、カメラの台数を増やさないといけない。
▼G大阪・MF遠藤 ゴールか、ゴールじゃないかがハッキリするのは良いこと。正当なジャッジが下されるのは良いことだと思う。