Eフランクフルト・鎌田、2戦連発&決勝弾 今季公式戦10得点目
2020年06月01日 05:30
サッカー
地元誌キッカーは「アイントラハト(フランクフルト)に歓喜をもたらした」と日本の若き才能を高く評価。さらにビルト紙は「指揮官にとって(鎌田の)ゴールラッシュが驚きの出来事ではない」と記し、ヒュッター監督が主力に定着させた鎌田のポテンシャルを全面的に信用していることを示唆した。
大爆発の予感漂うゴールだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断した公式戦。世界に先駆け再開したリーグで、3戦目となった26日のフライブルク戦でリーグ戦初ゴール。勢いのままに2試合連続得点をマークした。今季の欧州1部リーグ所属の日本人最多タイとなる公式戦10点目が決勝点となり、チームにリーグ中断前の2月7日以来となる7試合ぶりの勝ち点3をもたらした。
試合後、鎌田は自身のSNSで「大事な勝ち点3。今シーズン目標にしていた2桁得点も達成」と喜んだ。残留争いに巻き込まれたまま、リーグ戦は残り6試合。「ブンデスリーガ(リーグ戦)でのゴール数がまだまだ少ないので、積み重ねられるように頑張る」と、さらなるゴールラッシュを宣言した。
《今季10得点は欧州日本勢最多タイ》ドイツ1部初ゴールから2試合連続得点は日本人通算6人目。次戦3日のブレーメン戦で得点すれば、FW奥寺(77~78年ケルン)、FW岡崎(10~11、11~12年シュツットガルト)、MF乾(12~13年Eフランクフルト)の日本人最多に並ぶ。また、今季公式戦10得点目で2桁得点に到達。今季の欧州1部リーグの日本勢では、ザルツブルクMF奥川に並ぶ最多タイとなった。