“ルーキー指揮官”小川佳純監督のTIAMO枚方が初の天皇杯出場
2020年08月27日 18:25
サッカー
選手はサッカー以外の仕事にも従事。試合前日でも夜まで仕事をする選手もいる。試合はチームスタッフ自らがライン引きをすることもあるなど、当然だがJリーグとは環境面で雲泥の差がある。だが小川監督は「チームが一体になっている手応えはある」と強調。「支えて下さるスポンサーさんやサポーターの方々がいて、自分たちが活動できている」。イタリア語で「愛している」という“TIAMO”の意味通り、地域と密着しながら着実に力を付けてきた。
志向するサッカーはグアルディオラ監督(マンチェスターC)のようなポジショナルフットボール。「押し込まれる時間帯が長かったけど、カテゴリーが上のFC大阪さん相手でもやり続けた」。後半終了間際に追いつかれる苦しい展開でも、最後までスタイルを貫き通した。現役時代から戦術眼の高さに定評があった“ルーキー指揮官”は、戦術浸透と今後の戦いへの自信を深めた。
今季は新型コロナの影響で関西1部リーグは7試合に短縮。1試合の重みは例年以上で、開幕戦は引き分けに終わったが「天皇杯で勝利したこと良い流れに持っていける」。今季の目標は昨年あと一歩で涙をのんだJFL昇格、そして「天皇杯でJクラブと対戦して勝つこと!」(小川監督)。天皇杯は2回戦からの出場で、9月23日に奈良クラブ―京都府代表(未定)の勝者と対戦する。
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