Jリーグは2日、ルヴァン杯のニューヒーロー賞にC大阪の瀬古歩夢(20)を選出した。1次リーグ3試合で計1失点の堅守を支えた瀬古は準々決勝を含め大会4試合に出場。クラブ初の受賞で、過去に同賞に輝いた選手の多くが後に日本代表へと飛躍している。オンラインで取材に応じ「来年は五輪もある。(若い)自分たちが日本を背負っていくことを思いながらやっていかないといけない」と自覚を示した。
現在のA代表におけるセンターバックは吉田と冨安のコンビが鉄板。2人に対し「まだまだ劣っている」としながらも「自分の中で突き詰めていけば、さほど遠くない」と背中を見据える。さらなる進化を求める中、まずは3日のG大阪戦に集中。99年以来となるダービーでのシーズン2勝が懸かっており「闘志が燃えている」と熱い思いを口にした。