【3日J1見どころ】川崎Fのバンディエラ 引退表明の中村憲剛がベンチ入り
2020年11月03日 12:22
サッカー
4位C大阪と2位G大阪による「大阪ダービー」は、天皇杯出場圏内の2位以上を目指すためにも互いに負けられない一戦となる。J1通算ではG大阪が23勝5分け11敗と勝ち越し。劣勢のC大阪だが、今季はリーグ再開初戦の7月に敵地で17年ぶりに勝利した。ユースから昇格し12年目でダービー初得点を挙げた30歳DF丸橋は、きょうも先発入り。リーグ戦10戦負けなしのG大阪は、大卒10年目の31歳DF藤春がベンチに控える。
横浜―鹿島は、93年のリーグ創設から唯一続く「オリジナル10」の伝統カード。通算は鹿島が31勝8分け22敗でリードしている。横浜は26歳MF喜田、鹿島は28歳MF土居がともに先発。ユース育ちの両MFが、クラブの歴史を背負ってピッチに立つ。
12連勝中で首位を独走する川崎Fは、中村が10月31日FC東京戦の劇的バースデー決勝弾から中2日でベンチ入り。先発の29歳DF谷口、故障中の33歳FW小林ら生え抜きの主力が多い。対する札幌は31歳の主将MF宮沢を中心に、リーグ戦で悲願の川崎F戦初勝利に挑む。