鳥栖GK朴一圭 完封で新天地デビュー、名古屋相手に好セーブ連発「当たり前のことを当たり前に」

2020年11月03日 17:42

サッカー

鳥栖GK朴一圭 完封で新天地デビュー、名古屋相手に好セーブ連発「当たり前のことを当たり前に」
<鳥栖・名古屋>鳥栖移籍後の初戦で、名古屋を完封したGK朴一圭 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第26節   鳥栖0―0名古屋 ( 2020年11月3日    駅スタ )】 10月下旬に横浜から移籍したばかりの鳥栖GK朴一圭(30)が、上々の新天地デビューを果たした。再三の好セーブで最後までゴールを守りドロー。チームは9試合白星がない結果となったが、GKを中心とした堅い守備は光った。
 新守護神は「個人としては、シュートを防ぐこと、全体が見えているのでしっかり声をかけること。当たり前のことを当たり前に(と心掛けた)」と振り返った。

 特に前半40分過ぎから前半終了までは名古屋に決定機を何度も作られ、マテウス、前田に立て続けにペナルティーエリア内でシュートされたが、体を張ってセーブした。

 横浜へ移った高丘と、異例のGK同士のトレードで鳥栖へ。「ビルドアップの部分でマリノスとやり方が違うので、もう少しビルドアップに参加してあげてチームの助けになれれば」と、課題も口にした。

 4試合連続引き分けと、なかなか勝ちきれない鳥栖に、もどかしさも感じた様子だ。

 「もっとキープするとか、簡単に奪われないとか、個人がチームのために何かをするということをもっと考えないと」

 攻撃的な横浜でプレーした経験から、スコアレスに終わった攻撃陣にも注文を付けた。「前半、いいところまで行っていたと思うけど、シュートまで結びついていない。シュートまでやりきるという意識がもっとできれば」。リーグ戦の終盤、最後方からチームを鼓舞していく。

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