ビーレフェルト・堂安“救世主”弾 1得点1アシストでチームの連敗を7で止める

2020年12月07日 05:30

サッカー

ビーレフェルト・堂安“救世主”弾 1得点1アシストでチームの連敗を7で止める
1得点1アシストの活躍で勝利に大きく貢献したビーレフェルトの堂安(左)(AP) Photo By AP
 【ドイツ1部   ビーレフェルト2-1マインツ ( 2020年12月5日 )】 堂安が圧巻の一発を決めた。1―0の前半31分。ピッチ中央でパスを受けると、相手2人を引き連れドリブルで突進。小刻みなステップで2人をかわし、最後は相手DFの股を抜く技ありの左足シュートでゴール右隅に突き刺した。10月17日のBミュンヘン戦以来となる今季2得点。「フィーリング的には凄く良かった」と納得の表情で振り返った。
 救世主の働きだった。チームは9月26日のケルン戦以来、7連敗中で自動降格圏内の17位に沈んでいた。負けられないマインツとの下位対決。その中でチームをけん引し、前半21分には先制点もお膳立て。1得点1アシストと気を吐いた。チームも暗いトンネルをようやく抜け出し、東京五輪世代のMFは「自信になる。チームを勝利に導くゴールが一番うれしい。勝ち点3以上のものが得られた」と手放しに喜んだ。

 昨年8月にフローニンゲンから移籍金750万ユーロ(約9億4500万円)プラス出来高の5年契約で名門PSVアイントホーフェンに加入。だがリーグ19試合で2得点に終わり、再起を期して今夏に期限付きで加入したのが昇格組のビーレフェルトだった。見据える先には東京五輪出場と日本代表でのさらなる飛躍もある。

 8戦ぶりの勝利でチームはマインツと入れ替わって16位に浮上。苦しい戦いが続くことに変わりはないが、堂安は「全然、全てを出し切れているわけじゃない。まだまだ僕らはできる」と力強く今後の巻き返しを誓った。

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