寿人、21年間のプロ人生「幸せな選手生活だった」 12年間プレーした広島への思い聞かれ涙も

2020年12月27日 05:30

サッカー

寿人、21年間のプロ人生「幸せな選手生活だった」 12年間プレーした広島への思い聞かれ涙も
引退会見に臨んだサッカーJ2千葉の佐藤寿人(ジェフユナイテッド千葉提供) Photo By 共同
 今季限りで現役から退いたJ2千葉の元日本代表FW佐藤寿人(38)が26日、千葉市内で引退会見し、「21年間、幸せな選手生活だった。素晴らしいクラブで、素晴らしい場所で、素晴らしい仲間とたくさんサッカーをすることができた」とプロ人生を振り返った。
 「大好きだ」と明言するプロサッカー選手を辞めるべきか、今季は葛藤を抱えてのシーズンだった。最終的にクラブと尹晶煥(ユンジョンファン)監督へユニホームを脱ぐ決断を伝えたのは、11月6日。ホーム山形戦の2日前だったという。

 わくわくした対戦相手について聞かれると、歴代1位のJ通算220得点を記録したストライカーは「あえて名前を出すならDFは中沢佑二さんと闘莉王、GKだと名古屋で時間をともにした楢崎正剛さんが一番壁として立ちはだかった」と回想。また3度のJ制覇を経験するなど12年間プレーした広島への思いを聞かれた際には涙を流し、言葉に詰まる場面もあった。

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