森保監督、金の誓い「レベルアップした個とチームで臨める。楽しみにして」
2021年01月01日 10:00
サッカー
「五輪もA代表の活動も、結果を出したい。そのために全力を尽くしたい。(五輪は)さらにレベルアップした個の力とチーム力で臨める。楽しみにしていただきたい。金メダルを目指して、改めて準備していきたい」
新型コロナ禍で各代表活動にも多くの影響があった昨年、Jリーグでは川崎Fが優勝した。名指しで評価を与えたのは、その川崎Fの五輪世代トリオ。
「三笘、田中碧、旗手の3人はこれまでの五輪(の活動)でも多く招集させてもらっていますけど、日本のトップのチームの中でも力を発揮していた」
五輪世代は今年、3、6、7月の活動を経て本番に挑む。3月のA代表のW杯予選の結果次第では、消化試合となる6月のW杯予選に同世代を融合する計画も想定。出場を熱望しているMF本田圭佑を含めたオーバーエージ枠の候補も「継続してチェックしていきたい」と絞り込みに入っていく。
コロナ禍の昨年、自身は過去W杯2大会を率いた元日本代表監督の岡田武史氏の「岡田メソッド」をはじめ、巨人・原辰徳監督、麻雀の桜井章一氏、将棋の羽生善治九段ら各界の“勝負師”の本を読み、「勝つことより、そのプロセスをどれだけ大切にしているかを感じた」という。
物理的だけではなく、精神的にもタフさが求められるコロナ流行下だ。「制限がある中でハイパフォーマンスを発揮するには、メンタルを保てなければならない。メンタルもフィジカルも強い選手が世界と戦っていける。その基準で今後選手たちを見ていきたい」。新様式の世界で、選手に求める資質も変化した。(波多野 詩菜)
◆森保 一(もりやす・はじめ)1968年(昭43)8月23日生まれ、長崎市出身の52歳。長崎日大高から広島の前身であるマツダに加入。現役時代は広島、京都、仙台でプレーし、04年1月に現役を引退した。U―20日本代表コーチ、広島コーチなどを経て、12年に広島監督に就任。J1で3度の優勝に導いた。17年10月に東京五輪を目指すU―20日本代表監督(当時)に就任し、18年7月からA代表との兼任監督になった。
おすすめテーマ
2021年01月01日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
森保監督、金の誓い「レベルアップした個とチームで臨める。楽しみにして」
-
なでしこ高倉監督、頂点への決意 11年W杯優勝を「過去のものにしなければ」
-
帝京長岡ルーキー広井蘭人 「夢の国」命名由来の注目MFに漂う活躍の予感
-
小野伸二、札幌復帰! 約1年半ぶりに最南端から最北端へ 41歳レジェンド再びJ1に!
-
昌平 土壇場キラリ篠田兄弟弾!兄・大輝「俺たち兄弟でやってやろう」有言実行
-
関東第一 笠井ハットで4発快勝!8月FW転向で6戦連発“絶対エース”に
-
神戸弘陵 開始30秒…松野“電光石火”の一撃で5発快幕「絶対に勝たないといけなかった」
-
“飲酒騒動”山辺、シュート打てず初戦で散る 太田主将「僕にまとめる力があれば…」
-
市船 木内弾から4発!4年ぶり1勝 クラスター休校から先週再開したばかり
-
神村学園 U―16大迫起点に終盤底力 有村監督「もっとコンビネーションを」
-
山梨学院 “強心臓”加藤、ファーストタッチで千金弾!3大会前の雪辱果たす
-
鹿島学園 頂点へ好発進 決勝弾の土井「なるんだという強い気持ちで日本一を」
-
作陽 GK徳本がPK戦で「確信」セーブ “副寮長”としてコロナセーブにも尽力
-
京都橘 猛攻6ゴール 徳島入り内定の西野、優勝候補の昌平戦へ「やってやろうと思う」
-
帝京大可児 エース大森鮮やか2発 目標は兄超え「得点王になって高校選抜に」
-
東福岡 FW日高が華麗2発で桐蔭学園撃破「描いたイメージ通りだった」
-
近江 初出場PK競り勝ち 元Jリーガー前田監督「価値ある1勝」
-
川崎F 天皇杯初制覇で2冠なるか 憲剛、いざ現役最終戦!
-
「マンデーJ」開催を検討 「金J」の新規ファン獲得寄与から拡大を模索
-
C大阪 MF清武と新たに3年契約 10選手と契約更改
-
本田圭佑 ボタフォゴ退団を表明「残念、申し訳ない」
-
ウエスカ岡崎慎司 フル出場も降格圏で年内終了
-
リバプール南野拓実 初弾後2戦連続出番なし チーム無得点で格下に引き分け
-
シントトロイデン優麿 3戦連発今季8ゴール目決めた!チーム3連勝に貢献