Jリーグは10日、東京・国立競技場で4日に行われたYBCルヴァン杯決勝を観戦に訪れた観客1人が、新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。濃厚接触者の指定はないという。
陽性判定を受けた来場者は入場時の検温では異常はなく、スタジアム内では常にマスクを着用、会話や発声はなかったという。観戦後に発熱と体調不良で医療機関を受診。陽性判定を受け、クラブの問合せフォームを通じてJリーグへ連絡した。観戦エリアはカテゴリー2の126ブロック(バックスタンド1層目南側)で、消毒作業は完了しているとしている。
当日は2万4219人を動員。試合はFC東京が柏を2―1で下し、09年以来11大会ぶりの優勝を飾った。