【第29回全日本高校女子サッカー選手権大会決勝 藤枝順心3ー0作陽 ( 2021年1月10日 ノエスタ )】
藤枝順心(東海2・静岡)が作陽(中国1・岡山)を下して2年連続5度目の優勝を飾った。17大会連続17回目の出場で、5度の優勝は常盤木学園(宮城)に並ぶ史上最多タイ。連覇は史上4校目の快挙となった。
藤枝順心は0―0で迎えた後半2分、FW窓岩日菜(2年)がショートコーナーからのクロスを頭で押し込み先制した。7分には味方が頭で落としたボールに走り込んだFW斉藤花菜(2年)が左足で蹴り込み加点。18分には途中出場のFW高尾真莉奈(3年)が左サイドから鮮やかなシュートを決めた。守っては全5試合連続無失点とし、第26回大会以来3大会ぶり、史上初となる2度目の完全Vを達成した。窓岩は大会トップタイの4得点で得点王に輝いた。
作陽は13年連続13回目の出場、3大会ぶり2度目となる決勝舞台で初の頂点を狙ったが届かなかった。
▼藤枝順心の柳瀬楓菜主将(3年) この順心で成し遂げられなかった2連覇という大きいことを成し遂げられてうれしく思います。コロナの影響でインターハイとかがなくなって全ての思いをこの大会で出そうと一生懸命頑張ってきました。つらいこと、悩むことも多かったと思いますが、ついて来てくれてみんなありがとう。