注目の2人が競演した。アルゼンチンと親善試合を行う東京五輪世代のU―24日本代表は24日、千葉県内で合宿3日目の練習を行った。全体練習に合流したMF久保建英(19=ヘタフェ)は「個人的な交流もある」と同じ、川崎Fの下部組織で育ったMF三笘薫(23=川崎F)と融合。11対11のミニゲームでは久保がトップ下、三笘が左サイドハーフに入ってプレーした。
時折、ポジションチェンジしながら狭いエリアでのパス交換など、息の合った動きを見せた久保は「Jリーグを見ていても(力が)ちょっと抜けている。見ていて凄く楽しい選手。早く一緒にプレーしたい」と本番でのコンビも熱望。前日の23日には三笘が「コミュニケーションは凄く取りやすい。うまく連係していけば(チームの)力になれると思う」と久保について語るなど、相思相愛だ。
26日の会場はFC東京時代の本拠・味の素スタジアム。J屈指のドリブラーとの初共演でアルゼンチンの守備を崩し、かつてのホームで強豪撃破の凱歌を上げる。